厚生労働省は8日に開かれた中央社会保険医療協議会(中医協)の「医療機関等における消費税負担に関する分科会」に、消費税率8%引き上げ時に病院の初診料を12点、再診料(外来診療料)を3点、入院料を2%弱程度、それぞれ引き上げる案を提示。これに対し、支払側委員が、個別項目への上乗せを考慮していないと反発したが、同省案を支持する診療側や一部公益委員に押し切られる形となった。ここでの議論は中医協総会に報告され、具体的な引き上げ幅が最終決定する。【君塚靖】
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