今年の風疹患者の報告数(速報値)は、今月15日までで1万4323人になった。一時は800人を超えた週ごとの患者報告数は、直近(9-15日)で15人まで減少したものの、流行の再来を防ぐ対策が急がれる。厚生労働省は、中長期の対策を推進するための「特定感染症予防指針」の策定を進めるほか、今年度の補正予算案で12億円を計上し、妊娠を希望する女性への抗体検査を、年度内にも始める方針だ。【佐藤貴彦】
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