がんの診断・治療において現在、バイオロジー(生物学)に、ナノ単位の分子レベルで物質を制御するナノテクノロジーを融合させる新しい考え方「ナノバイオテクノロジー」が革命をもたらそうとしている。特に薬剤開発の分野では研究が進展し、既に実用化されている技術もあり、同分野への注目が高まっている。ナノバイオテクが、がん診断・治療にもたらす未来について、内閣府の最先端研究開発支援プログラムに参加している松村保広医師に聞いた。【香西杏子】
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