2011年12月に国から「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」の指定を受けた神奈川県と横浜、川崎両市は、革新的な医薬品や機器の開発・製造、健康関連産業の創出に向けた取り組みを推進している。指定区域は当初、殿町、福浦など4区域だったが、現在は17区域に拡大し、各地で特区を推進する研究・開発が行われている。その最前線をリポートする。【松村秀士】
例えば、かながわサイエンスパーク区域にある神奈川科学技術アカデミーでは、食品の有効性や安全性の根拠を遺伝子分析で科学的に明らかにする研究などが行われている。将来的に、新たなライフサイエンス分野の製品創出拠点を目指している。
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