厚生労働省は29日の中央社会保険医療協議会の総会で、病床数が多く、患者の紹介率と逆紹介率が少ない病院に、長期投薬の処方せん料などを減算する仕組みを2014年度の診療報酬改定で導入する案を示した。これに対し診療側の委員からは、減算しても長期投与はなくならないなどとして反対の声が上がった。同省は、精神科継続外来支援・指導料の減算対象に、抗精神病薬の多量処方を加える案も示し、こちらはおおむね了承された。【佐藤貴彦】
(残り668字 / 全874字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】