日本医師会の中川俊男副会長は20日の記者会見で、中央社会保険医療協議会(中医協)の場で、調剤基本料と加算の見直しを求めていく方針を明らかにした。中医協が今年実施した医療経済実態調査(医療実調)の結果で、保険薬局の損益差額が収益に占める割合(損益差額構成比)が病院と比べて高く、特に店舗数が多い薬局ほど高かったため。その理由について中川副会長は、「調剤基本料の加算を非常に多く算定できているのではないか」と分析した。【佐藤貴彦】
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