臨床検査技師でもある赤石清美厚生労働大臣政務官は、キャリアブレインのインタビューに応じ、職種や病院ごとの縦割りが医療の重複を生み、医療費の増加に影響していると指摘した。その上で、チーム医療を推進し、コストの適正化を図るべきと強調した。【聞き手・丸山紀一朗】

　インタビューの主なやりとりは以下の通り。

－これまでのご自身の経験を、厚労行政にどう生かしていきますか。
　わたしは、民間企業に長く勤め、その半分は現場で検体検査を行い、残りの半分はマネジメント中心にやってきました。その点、わたしは技術者でもあるが経営者でもあります。今の医療行政の問題は、新しいテクノロジーの進歩に追いつけていないこと。これから具体的な議論に入りますが、自分が臨床検査技師であるとか、医療技術者であるとかいうことにこだわらず、広く国民のために自分の経験を生かしていきたいです。

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