設立から18年を迎えた「日本医療機能評価機構」。同機構の認定病院数は昨年度末時点で2409病院に上るが、ここ数年、減少傾向が続いている。更新を見合わせる病院が増えているからだ。18日に京都市内で開催された全国自治体病院学会のシンポジウム「医療の質と病院機能評価」の中で、同機構の橋本廸生執行理事は、これまでの評価は「重箱の隅をつつく」ところがあったが、今年4月からは新たな評価体系で総合的に評価する方法に変更していると説明。また、昨年度から教育研修事業を開始した同機構について、「支援強化にかじを切ったと言ってもいい」と述べ、改善につながる実践的な取り組みを強化していることを強調した。では、具体的にどのように変わったのだろうか。【坂本朝子】
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