インターネット上の交流サイト(SNS)をめぐるトラブルが後を絶たない。来院した著名人の情報を暴露した結果、サイトが「炎上」する事態に発展するなど、院内での対策が急務となっている。問題となるのは患者情報の流出だけではない。医療者には、「医の倫理」と呼ばれる高い意識が求められる。こうした中、個人の表現の自由にどこまで踏み込むべきなのか―。医療機関では日々、模索が続いている。【敦賀陽平、烏美紀子】
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