日本医師会は17日までに、中央社会保険医療協議会の委員の人選について、現職の鈴木邦彦常任理事の続投を厚生労働省に提案する方針を固めた。横倉義武会長は同日の記者会見で、鈴木氏を3人の副会長がサポートする体制を敷き、来年度の診療報酬改定をめぐる中医協の議論に臨む考えを示した。
副会長には、中川俊男氏と今村聡氏のほか、13日から松原謙二氏が就いている。17日の会見で横倉会長は、今後の役員ごとの職務分担について、「医療保険については、鈴木常任理事が主となって動く。3人の副会長それぞれにサポートしてもらう」と述べた。特に消費増税への診療報酬上の対応については今村副会長に、診療所の意見の診療報酬への反映については松原副会長に担当させるとした。【佐藤貴彦】
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