大阪府薬剤師会が9月から、府内全域で運用を開始した「電子お薬手帳」。スマートフォン(スマホ)を利用して処方歴を管理する、かつてない大規模な取り組みが、関係者の注目を集めている。こうした中、このほど大阪市で開かれた日本薬剤師会(日薬)の学術大会では、会場内に展示ブースが設けられるなど、全国に向けた初の“お披露目”の場となった。同大会では、府薬剤師会の担当者らが出席したシンポジウムも開催され、今後の普及に向けた課題も浮かび上がった。【敦賀陽平】
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