日本病院団体協議会(日病協、議長=武久洋三・日本慢性期医療協会長)は27日の代表者会議で、中央社会保険医療協議会(中医協)委員の病院代表候補を選出するためのルールを策定することを決めた。選出ルールは、来年3月末までにまとめる。同日の代表者会議では、来月26日に中医協委員1期目の任期満了を迎える万代恭嗣氏(日本病院会常任理事)を2期目の委員として、厚生労働省に提案することも了承された。
27日の代表者会議後に記者会見した武久議長は、議長と副議長の裁定で長瀬氏に決めたことに対し、「悪いのはすべて議長で、謝罪させていただいた。しかし、(提案の)期限もあり、誰かがどこかで幕を引かなくてはいけなかった」と強調。会見に同席した宮崎副議長は、「時間的に余裕がなかったこともあるが、今後のことを考えると、ルールを前もって作っておいた方がいいということになった」と説明した。【君塚靖】
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