DPCマネジメント研究会(代表理事=真野俊樹・多摩大医療・介護ソリューション研究所教授)の第16回学術大会が7日に東京都内で開かれ、福島県立医科大学附属病院(福島市)病院経営課の中村孝氏が「DPCデータの精度確認と使い方」をテーマに講演した。
中村氏は、「診療や経営についての数字が読め、さらに医療情勢が読める事務がいるかどうかで病院の経営は変わってくる」と言う。その前段階として、自病院のデータが本当に正しく作成され、請求されているのかを確認するほか、DPC制度導入から10年を迎え、本当にDPCデータを理解し、活用できているかどうかを見直す時期に来ているとした。また、医事業務を職員で行っている病院と、委託している病院とでは経営にも差があることも指摘した。【大戸豊】
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