「ネット販売が店頭よりも厳しい規制になると、消費者は不便になる」「不便で何がいけないのか。大事なのは安全だ」―。
8月から集中的に開かれている、一般用医薬品のインターネット販売のルールを検討する場では毎回、ネット業者などの推進派と、医療者代表ら慎重派の押し問答が続いている。厚生労働省の専門家会合に対し、政府の規制改革会議が、「ネット販売が制約される方向で議論が進められる懸念がある」とけん制するなど、混迷の様相を強めている。【君塚靖】
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