先の参院選で唯一の現職議員として、大阪府選挙区から出馬した民主党の梅村聡氏は、社会保障分野に取り組んだ実績を訴えたが、同党への逆風を跳ね返すことができず、議席を失った。内科医でもある梅村氏の落選に、医療界からは惜しむ声が上がっている。月内に離党届を提出する梅村氏は、3年後の選挙戦を見据え、これから本格的に始動する。「後から振り返って、あの3年があってよかったと思えるような活動をしていきたい」―。こう語る梅村氏に、現在の心境や政治への思いを聞いた。【聞き手・敦賀陽平】
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