11の病院団体でつくる日本病院団体協議会(日病協)の武久洋三議長は23日、代表者会議後の記者会見で、中央社会保険医療協議会(中医協)の次期委員候補者が5人いることを明らかにした。今後、候補者を絞り込み、9月末の代表者会議までに一本化を目指す。
現時点で候補者は、▽日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長▽全日病の猪口雄二副会長▽日本私立医科大学協会の小山信彌・病院部会担当業務執行理事▽日本医療法人協会(医法協)の関健副会長▽日本精神科病院協会(日精協)の長瀬輝諠副会長―の5人。
猪口氏に対しては、全日病のほか日本病院会(日病)、全国自治体病院協議会、国立大学附属病院長会議の3団体が推薦。国立病院機構と全国公私病院連盟、労働者健康福祉機構の3団体は推薦者を出していない。
会見で武久議長は、「どの候補者も甲乙つけ難いほどの経歴を持っている」と述べ、いずれも中医協委員としてふさわしい人物との見解を示した。また、日病、日精協、医法協、全日病から成る四病院団体協議会(四病協)に、推薦者を1人に絞るよう求めたことも明らかにした。【松村秀士】
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