複数の診療所が集まるクリニックモール。その一員になればメリットとして、患者からの認知度が高まったり、医療連携が円滑になったりすることが考えられる。一方で、モール内で標榜科が重なれば、患者が分散する懸念もある。産婦人科や内科など5つの単科診療所が集まる「メディカルモールたまプラーザ」(横浜市青葉区)の院長5人の座談会では、開業医が力を合わせることで生じる相乗効果の実感や、連携をスムーズにする工夫が披露された。【聞き手・佐藤貴彦】
東急田園都市線「たまプラーザ」駅から2分ほど歩くと、白を基調とした地上6階建てのモールが現れる。角ばったビルの周囲には植栽があり、目を引く近未来的なデザインが特徴的だ。地下1階から地上2階まではすべて、診療所と薬局が入居している。
(残り2493字 / 全3000字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】