中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」が17日に開いた会合では、一般病棟用の重症度・看護必要度の評価票の見直しも議論した。
このうちA得点については、「時間尿測定」と「呼吸ケア」の評価が、一般病棟7対1入院基本料よりもむしろ療養病棟入院基本料の方が高いことが分かっている。このため今後は、時間尿測定の削除など現在の9項目の見直しと、新しい項目の追加を検討する。
追加項目の候補として厚生労働省は、「抗悪性腫瘍剤の内服」や「麻薬の内服・貼付」「抗血栓塞栓薬の持続点滴」を挙げている。
B得点の項目については、例えば「寝返り」の評価が高いと、残りすべての項目の評価も高くなる傾向が認められるといい、現在7つある項目を整理する。【兼松昭夫】
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