厚生労働省は6月、医薬品や医療機器の有効性や安全性の審査などを行う独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の関西支部「PMDA-WEST」を、今年秋にも大阪市内に新設すると発表した。関西の自治体や業界団体の要望が実現したもので、今後、創薬や医療機器の開発の円滑化などが期待される。だが、具体的に何が変わるのか、医療現場からは見えにくい。現在、国の製造・販売承認を取得するまでの過程に、どのような問題点があるのか―。PMDA―WEST設置の意味を読み解く。【敦賀陽平】
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