このほど大阪市で開かれた日本老年医学会の学術集会では、在宅医療における医療と介護の連携を推進するため、昨年度まで国が実施した「在宅医療連携拠点事業」に関するパネルディスカッションが行われた。地域の連携拠点のモデルとして、昨年度に選ばれた全国105か所のうち、11拠点の事業主体の代表者が出席。IT(情報技術)を活用した連携事例が数多く報告される一方、都市部と地方とでは、高齢者人口や医療資源などが異なるため、今後、地域特性をどのように考えるかが課題として浮かび上がった。【敦賀陽平】
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