臓器移植法が改正され、2010年7月17日以降、15歳未満の臓器提供が可能となった。しかし、改正後2年10か月が経過した今も、ドナー(臓器を提供する人)の家族への説明、提供を断った家族へのケア、虐待の有無の確認など、医療現場で判断に迷うケースが多く、十分な体制が整っているとは言い難い。17日に大阪市内で行われた医療社会福祉協会全国大会・日本医療社会事業学会の大会企画で、移植医療におけるメディカルソーシャルワーカー(MSW)の役割が議題として取り上げられた。【坂本朝子】
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