体の痛み、だるさ、治療費、仕事、家族…。がん患者が抱える悩みは幅広く、それは病気の治療だけにとどまらない。こうした心と体の悩みを多職種で解決し、患者のQOL(生活の質)を全人的に向上させることを目的とした「緩和支持医療科」がこの春、大学病院としては初めて、岡山大病院に誕生した。超高齢社会に向かう中、最先端の医療を担う大学病院も変革を迫られている。同病院の取り組みを取材した。【敦賀陽平】
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