24時間体制で救急患者を診療する大学病院で、夜間や休日に救急外来を受診した軽症患者から加算料金として「時間外選定療養費」を徴収する動きが広がっている。緊急性の高くない軽症者の受診が絶えず、本来の目的である重症患者の対応に支障が出ているためだ。東京都内の病院では、東京女子医科大病院が6月、慶大病院が7月から、それぞれ徴収を始める。獨協医科大病院(栃木県壬生町)も10月から導入する方針だ。【新井哉】
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