人口減少の中での75歳以上人口の急増を見据え、「後期高齢者対応病院」への転換を提唱する国際医療福祉大大学院の高橋泰教授。主な対象が0-64歳の高度急性期を担う病院は今後、診療報酬などの政策誘導の中で、後期高齢者対応の病院に全面的に移行するか、同様の病棟を持つかの選択を迫られると予測する。「国は高機能病院の優遇から、亜急性期や療養病床に軸足を移さざるを得ない。急性期病院は、ケアミックスに移行するのが現実的」と高橋氏は提案する。
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