全国医学部長病院長会議は、独自の医療事故調査制度の案をまとめた。診療に関連した死亡事故などの調査は、日常診療の延長線上にあると、その位置付けを明確にした上で、院内の事故調査委員会(事故調)がまず原因究明に当たり、再発防止のために事例を第三者機関に届け出る仕組みだ。この事故調案は同会議に設置された「医療事故対策委員会」(委員長=有賀徹・昭和大病院長)がまとめたもので、5月に開催される同会議の理事会と総会で承認されれば、正式案となる。
(残り903字 / 全1365字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】