今後25年間で、全国で64歳以下人口はおよそ2500万人減り、急性期病院の需要は激減する-。高齢化が確実に進行する現在、高齢者の増加による医療・介護の需要の増加ばかりが注目されがちだが、反対に64歳以下人口が減ることも、特に医療業界に大きなインパクトを与えるはずだ。全国の2次医療圏を歩き、人口推移などと照らし合わせて分析する国際医療福祉大大学院の高橋泰教授は、多過ぎる急性期病院を「後期高齢者対応病院」に転換していく必要性を説く。【聞き手・大島迪子】
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