中央社会保険医療協議会(中医協)は23日の総会で、2012年度診療報酬改定の結果を検証するための特別調査について、厚生労働省が示した13年度の実施案を了承した。中医協は昨年春の総会で、既に調査項目を決定しているが、このうち病院勤務医の負担軽減や処遇の改善に関しては、12年度改定の答申書の附帯意見を踏まえ、薬剤師の病棟業務の実態も調べることになった。
このうち病院勤務医の負担軽減に関しては、医師事務作業補助者の配置のほか、チーム医療の取り組みやその効果などを検証。後発品については、12年度に続いて調剤や備蓄の状況などを調べる。
中医協の診療報酬改定結果検証部会では、6月中旬をめどに調査票を作成し、早ければ7月にも調査を実施する方針。【敦賀陽平】
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