東京医大茨城医療センターの保険医療機関取り消し問題を受け、厚生労働省は31日、2010年度の保険医療機関の指導、監査に伴う診療報酬の返還対象総額が43億4397万円に上ることを明らかにした。同日開かれた中央社会保険医療協議会(中医協)の総会で公表した。委員からは、悪質な医療機関への調査体制の強化を求める声が相次ぎ、監査でカルテなどをチェックする指導医療官の不足や待遇の不十分さに対する指摘もあった。
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