中央社会保険医療協議会(中医協、会長=森田朗・学習院大法学部教授)は3日の総会で、2012年度の診療報酬改定の結果を検証する特別調査のうち、年度内に実施する5項目の調査票をおおむね了承した。11月までに調査を開始する。
調査は、12年度の診療報酬改定で新設されたり、報酬が引き上げられたりした点数を算定する医療機関や、算定に関係する患者などが対象。結果は年度内にも総会に報告される。
同日の総会で、診療側の委員からは、調査の回収率の低さへの懸念や、回答した医療機関や患者に偏りがないかを結果と併せて示すよう求める意見が表明された。
12年度に実施する特別調査は全部で6項目。このうち後発医薬品の使用状況については、既に調査が始まっている。【佐藤貴彦】
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