【株式会社メディチュア 代表取締役 渡辺優】
■相対的に良好な経営環境だった回リハ病棟でさえ2024年度改定は厳しかった
回復期リハビリテーション病棟はこれまで、急性期病棟に比べて医業収支などの経営的な指標が良いとされてきた。例えば、22年度病院経営管理指標(23年度厚生労働省医政局委託 医療施設経営安定化推進事業)において、一般病院(医療法人)の医業利益率はマイナス2.3%だったが、そのうち回復期リハビリテーション病棟入院料1の病棟を持つ施設の医業利益率はマイナス1.3%で1ポイント良好となっていた。ケアミックス病院(同)でも、全体でマイナス0.9%に対し、回リハ1を持つ施設はプラス1.9%だった。
しかし、24年度診療報酬改定における体制強化加算の廃止、
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次回配信は12月18日を予定しています
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