医療費が高額になった患者の自己負担を一定額に抑える「高額療養費制度」について、厚生労働省は21日、自己負担の上限額を引き上げるとともに、対象者の所得に応じた区分を細分化する案を社会保障審議会の医療保険部会に示した。医療保険の実効給付率が上昇している中、全ての世代の保険料負担を軽減するのが狙い。【松村秀士】
高額療養費を見直す場合でも、厚労省はこの制度のセーフティーネットとしての役割を維持するとしている。また、全世代が支え合う社会保障を構築するため、
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