新型コロナウイルス感染症を5月8日に季節性インフルエンザなどと同じ5類へ切り替えるのに先立ち、中央社会保険医療協議会は1日の総会で、2020年4月から運用されている診療報酬のコロナ特例の見直しの議論を始め、支払側の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)が、医療体制を平時の姿に戻すため、特例を最終的には完全に終了させるべきだと主張した。【松村秀士、兼松昭夫】
■厚労省、8日の決着目指す
松本委員はまた、ソフトランディングのために一部の特例を残すとしても「極めて限定的な対応」にするよう求めた。
これに対し、日本医師会の長島公之常任理事ら診療側の委員は、
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