健康保険組合連合会(健保連)によると、病気の治療で2020年度に掛かった医療費の総額のうち、がんなど「新生物」の医療費は12.7%を占めた。入院の医療費は前年度から2.6%減少したのに対し、入院外は2.7%増えた。新生物全体では0.5%の増。【兼松昭夫】
新生物は、胃、結腸、直腸など10種類のがんのほか、「良性・その他の新生物」。1,250 組合から提供されたレセプトのデータを基に、20年度の受診状況と医療費の動向を集計した。対前年度の伸び率は19、20年度に提供があった1,219組合のデータを使い割り出した。
その結果、
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