厚生労働省が10月31日にまとめた最近の医療費の動向2022年度4-6月によると、第1四半期の概算医療費は11.2兆円で、前年同期比3.2%増となった。最近5年間では、コロナ禍の反動で4.6%増となった21年度に次ぐ高い伸びになっている。【ライター 設楽幸雄】
概算医療費の最近5年間の伸び率は、コロナ禍前で診療報酬改定・薬価改定があった18年度が0.8%増、消費税引き上げに伴う診療報酬改定・薬価改定があった19年度が2.4%増、コロナ禍で診療報酬改定・薬価改定があった20年度は3.1%減、薬価中間年改定があった21年度は4.6%増、診療報酬改定・薬価改定のあった22年度は第1四半期で3.2%増という推移となっている。
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