一定期間内に繰り返し使用できる「リフィル処方箋」を、病院よりもクリニックの方が積極的に発行しているようだ。日本保険薬局協会が実施した調査によると、その処方箋の発行元で「おおむねクリニック」と回答した数は病院の12倍。最も多いのが、「内科・消化器内科・循環器内科」だった。【松村秀士】
調査は、5月から6月にかけて同協会の正会員を対象に実施された。
リフィル処方箋の発行元を尋ねたところ、有効回答した90社の半数超の48社が、「おおむねクリニック」と回答した。一方、「おおむね病院」と答えた会員は4社だけだった。ほかにも5社は、クリニックと病院での割合を、それぞれ2対1程度とするなど、クリニックの方が積極的に発行している実態が調査から分かった。
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