日本医師会は27日、「オンライン診療入門~導入の手引き~」を公表した。手引きには、医師が情報通信機器を用いて診療を行う際の注意事項や同意書・診療計画のサンプル、使用する機材などを明記。セキュリティーを確保するため、院内の情報システムに接続しないよう求めている。【松村秀士】
この手引きは、オンライン診療の実施を検討している医師を対象にしたもので、「はじめの一歩」として参考となる情報を盛り込んだ。
オンライン診療の実施に当たっては、研修(無料)を事前に受講する必要があるとし、厚生労働省による研修の概要へのアクセスの方法を示している。ただ、「電話再診」だけを行う場合は受講する必要はないとしている。
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