新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の全世界での推進に向け、日本製薬工業協会(JPMA)、米国研究製薬工業協会(PhRMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)など各国の製薬団体が、ワクチンへのアクセスの早期拡大を目指す3つの優先事項について、共同声明を発表した。【ライター 設楽幸雄】
3つの優先事項は、▽ワクチン接種のための国の準備体制の支援を強化する▽ワクチンの公平な配分に貢献する▽イノベーションの推進を継続する-というもの。
ワクチン接種のための国の準備体制の支援は、特に、低・中所得国に対するもので、ワクチンの需要予測、分配と寄付の調整、流通など。また、政府とCOVAXなどワクチン調達機関と協働する。
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