日本病院会は、25日に厚生労働省の濱谷浩樹保険局長に提出した次期診療報酬改定に向けた要望書第2報で、精神医療についての要望項目も挙げた。重点項目として、「アルコール関連疾患患者節酒指導料」(仮称)の新設、精神科リエゾンチーム加算の見直し(増点し、週2回まで算定可能に)、精神科救急入院料の経過措置期限の撤廃の3点を挙げた。【ライター 設楽幸雄】
アルコール関連疾患患者節酒指導料(仮称)の新設は、アルコール関連疾患患者に対して、AMED研究成果物として示された標準的な簡易介入研修プログラムを受講した者が、ABCDプログラムなど一定のプログラムを用いた節酒指導を行った場合を評価しようとするもの。
個人指導は1回350点、集団指導は1回150点で、3回までとする。
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