日本看護協会は、2022年度予算・政策に関する要望書を田村憲久厚生労働相宛てに提出した。個々の看護職員らが正当な処遇を受けられたり、追加的な手当てを受けられたりするような方策を講じることなどを求めている。コロナ禍で看護職をはじめとする医療者は高い使命感を持って対応に当たっているが、それだけでは限界があり、経済的にも報われていると実感できるようにすることが医療従事者の確保のためにも必要だと指摘している。【松村秀士】
要望事項は、▽コロナ禍での看護職員らの処遇の改善▽看護職員の確保・勤務環境の改善に向けた取り組みの推進▽訪問看護の提供体制の強化▽看護職の確保・質向上のための資格活用基盤の強化▽ナース・プラクティショナー制度の創設に関する検討-の5つ。
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