全国の国公私立の大学病院136病院(分院含む)の医業収支は、2021年2月も159億円の赤字、20年度4-2月累計では2,354億円の赤字となり、厳しい経営状況が続いている。また、政府による緊急包括支援交付金などは3月末時点の受給額が1,472億円で、要求額の79%となっており、累積赤字の埋め合わせはできていない。全国医学部長病院長会議が1日、まとめた。【ライター 設楽幸雄】
国立43病院、公立9病院(分院1病院含む)、私立86病院(分院55病院含む)の合計138病院のうち、経営状況は有効回答のあった136病院、支援金受給状況は本院82病院のうち有効回答のあった81病院のデータ。
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