日本医師会は、政府の2022年度予算概算要求に向けた要望書をまとめ、25日に厚生労働省に提出した。特に重要な課題として、新型コロナウイルス感染症対策、働き方改革、地域医療、データヘルス改革の4項目について、概算要求に組み入れることを求めた。コロナ対策では、受け入れ病床確保への支援策などとともに、「ワクチンと抗ウイルス薬の開発・備蓄の拡充」を挙げ、「早期開発のため産官学連携の下での十分な体制の整備」を要請した。【ライター 設楽幸雄】
新型コロナウイルス感染症対策では、「今後起こり得る新興・再興感染症を想定し、どのような状況下にあっても、感染症以外の医療も確保しつつ、必要な方に必要な医療を安定的に提供することが必要」とし、新たな予算措置や現行予算の大幅な増額を求めた。
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