日本薬剤師会がまとめた2020年度(20年3月-21年2月)の医薬分業状況によると、21年2月調剤分の処方箋受け取り率(医薬分業率)は76.9%で、前年同月に比べ0.4ポイント低下した。ただ、47都道府県のうち低下したのは18都道県にとどまり、20年度を通じた分業率は0.8ポイント上昇して75.7%となっており、再び上昇傾向に戻る可能性は高いとみられる。【ライター 設楽幸雄】
分業率は、月単位で見ると、これまでにも前年同月比でマイナスになることはあった。しかし、20年度は、9月までは上昇基調が続いていたが、10月からは2月までの5カ月連続で低下した。
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