国民健康保険中央会がまとめた国民健康保険と後期高齢者医療を中心とする国保連合会審査支払業務統計2021年2月審査分(1月診療分)の結果は、総件数が7,781万件で対前年同月比▲8.2%、総金額は2兆2,126億円で▲4.0%となった。1月は新型コロナウイルス感染症の第3波がピークを形成した時期で、件数の大きな落ち込みはその影響と考えられそうだ。【ライター 設楽幸雄】
国保連審査分の件数は、診療月で見ると、20年4月▲13.3%、5月▲15.7%、6月▲5.1%、7月▲7.0%、8月▲6.1%、9月▲4.4%、10月▲1.4%、11月▲6.7%、12月▲4.4%と推移。直近では、平日数が前年同月に比べて1日少なかった11月でも7%未満のマイナスだった。
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