日本ジェネリック製薬協会の澤井光郎会長(沢井製薬会長)は30日記者会見し、業務停止処分を受けた小林化工と日医工の違法行為について、「協会として大変重く受け止めている。品質を担保した製品以外は市場に流通させないため、各社がジェネリック業の本分、矜持を持って取り組むしかない」とした。また、信頼性確保に向け、「製造販売承認書チェック」の自主点検を会員会社に求め、進捗状況と結果を各社が公表すると発表した。【ライター 設楽幸雄】
澤井会長は、「医薬品は生命に直接関わるもので、不適正な製造管理、品質管理の場合には保健衛生上重大な危害の発生につながることを製造販売または製造する者はしっかりと認識する必要がある」とし、2社の違法行為について、患者、医療関係者、保険薬局、流通関係者、行政当局に多大な迷惑をかけたとして謝罪した。
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