東京医科大の研究チームは17日、新型コロナウイルス感染症の流行が患者の受診行動に及ぼす影響について調査結果を公表した。「受診頻度が減少した」と回答した人の割合は 37.8%で、「医療機関で感染することが恐い」と感じていることが受診頻度の抑制と関連していたと報告している。【吉木ちひろ】
調査は「第1波」のさなかにあった2020年5月、関東地方に住む20歳から79歳までの男女2,400人を対象に実施した。「受診頻度の減少」「持病の悪化」「電話・オンライン診療の活用」などの受診に関する状況について回答を求めている。調査対象者のうち、新型コロナの流行前から外来を定期受診している内科慢性疾患の患者659人について解析を行った。
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