IQVIA医薬品市場統計によると、国内医療用医薬品の2020年売上高は10兆3,717億3,300万円(薬価ベース)、前年比▲2.4%で、コロナ禍と薬価改定のダブルの影響を受け、2年ぶり、最近6年間では最大のマイナスとなった。また、第4四半期(10-12月)は2兆7,657億8,900万円、前年同期比▲1.9%で、3期連続のマイナスだった。【ライター 設楽幸雄】
20年の四半期ごとの伸び率は、1-3月+0.2%、4-6月▲2.5%、7-9月▲5.1%、10-12月▲1.9%と推移。
第1四半期はかろうじてプラスだったが、薬価改定の上に緊急事態宣言が重なった第2四半期以降は3期連続のマイナスとなった。
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