東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第32回)が10日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「新規陽性者数が減少する中、病院や高齢者施設でクラスターが多発している」などと指摘し、「引き続き厳重な警戒が必要である」としている。【新井哉】
コメント・意見では、9日時点の入院患者数について、前回(3日時点)の2,876人から2,606人になったことなどを取り上げ、「新規陽性者数は減少傾向にあるものの、入院患者数は大きく減少することなく1月初旬から非常に高い水準で推移しており、医療提供体制の逼迫は長期化している」と説明している。
(残り452字 / 全739字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】