全国医学部長病院長会議は19日、7日の緊急事態宣言を受け、6日時点の全国82の大学病院本院での新型コロナウイルス感染症患者受け入れ状況を緊急調査した結果を発表。中等症・軽症病床の半数近くを占めた酸素不要や無症状の患者を、他の病院や療養ホテルでの治療とすることができれば、大学病院で治療が必要な患者の受け入れを拡大することができるとし、国と自治体に、重症度に応じた医療体制の確立を早急に図ることを求めた。【ライター 設楽幸雄】
調査に回答した全国81の大学病院本院(本院に代わりCOVID-19医療を中心に担う分院に変更含む)のコロナ病床の確保状況は、重症病床が518床、中等症・軽症病床が1,216床。
また、7日時点で緊急事態宣言対象となった東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県では、重症病床が192床、中等症・軽症病床が494床だった。
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