国民健康保険中央会がまとめた国保連合会審査支払業務統計の2020年度10月審査分(9月診療分)によると、国保・退職者医療・後期高齢者医療の件数合計は8,214万件で前年同月比▲4.4%、医療費合計は2兆2,317億円で▲0.4%となった。医療費は、支払基金分の金額と同様に、前年同月比ほぼ横ばいにまで回復した。このため、支払基金分と合計した医療保険医療費全体としても、前年同月比横ばいが見込まれる。【ライター 設楽幸雄】
国保連10月審査分(9月診療分)の医療費の伸びは、合計▲0.4%に対し、医科入院▲0.2%、医科入院外▲0.7%、歯科1.9%、調剤▲1.7%となった。歯科のプラス、調剤のマイナスがやや大きめだが、全体としてほぼ横ばいの結果だ。
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