日本医師会総合政策研究機構は、電話や情報通信機器を用いた診療についてのアンケート調査結果をまとめた。電話以外のオンライン診療の実施は、今後実施予定を含めても診療所の15.4%にとどまったが、「現在実施していない、今後は未定」が53.7%あったことから、「診療所の半数以上が新たにオンライン診療に参入する可能性がある」とした。【ライター 設楽幸雄】
調査は、日医の会員診療所を対象に、Webを介して9月下旬から10月末まで実施した。情報通信機器を用いない従来の「電話等再診」は、半数を上回る55.5%が「現在実施している」とした。
「現在実施していない、今後実施する」は1.9%だが、「現在実施していない、今後は未定」が24.2%ある。「今後もしない」は18.4%にとどまった。
(残り944字 / 全1279字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】